早成性
読み方:ソウセイセイ
動物の赤ちゃんがある程度成熟して生まれること。
早成性の意味
動物の赤ちゃんが生まれたときから、羽毛を持っていたり自立できたりする性質。
例としては、馬の赤ちゃんがすぐに立ち上がれたり、カモ類の雛が羽毛をまとい目も開いた状態で生まれてきたりといったものがある。
生まれたばかりでもある程度活動できることで、外敵を自力で避けられる可能性が高い。無防備に生まれて親の手厚い養育を必要とする晩成性の動物とは違った生存戦略をとっているといえる。
カルガモの親子。生まれて間もない雛でも親鳥の後について泳ぐことができる。
早成性の用例
動物が育っていく様子について説明するときに用いる。
「カモ類は早成性の鳥だ」