上を向いて胸を張ってさえずる
| 学名 | Emberiza cioides |
| 英名 | Meadow Bunting |
| 和名 | ホオジロ |
| 分類 | 鳥類 Aves |
| 目 | スズメ目 Passeriformes |
| 科 | ホオジロ科 Emberizidae |
| 属 | Emberiza |
| 種 | ホオジロ cioides |
| 亜種 | --- --- |
| 全長 | 約17cm |
| 分布 | 北海道から屋久島まで |
頬が白く目立っていることから「頬白」と呼ばれている。頬のほか、喉元や眉も白い。過眼線と頬の下が黒く、顔は白黒のマスクをしているように見える。メスは過眼線が褐色だ。体の色は褐色でスズメによく似て見える。スズメよりも尾が長く、オスのさえずりが独特な点で識別する。
木の枝や梢、電線などに止まって細く高い声でさえずる。「チュピチュピチュピ」「チュリチュリチュリ」などと独特の節で歌っている。この声には「一筆啓上仕候」などの聞きなしがあり、古くから親しまれた。さえずっている時の姿勢は、斜め上を見て胸を張り、大きく口を開けている。さえずりが聞こえてきたら梢や電線に目をやるとこのシルエットが見つかるかもしれない。
森林や農耕地、果樹園、河川敷などに生息する。少しひらけた場所に住んでいるようだ。草地や農耕地などで昆虫や植物の種子を食べる。単独や小規模な群れで行動しており、大きな群れを作ることはない。縄張りを持ち、春から初夏にかけて繁殖する。カッコウに托卵されることもある。
農道を歩いていると遠くから独特の節のさえずりが聞こえてきた。あたりを探すと電線の上で胸を張ってさえずっているホオジロを見つけた。こちらに気づいているようで、一定の距離に近づくと離れていった。大牟田市ではひらけている農地や草地が多いせいか、どこにいってもホオジロのさえずりが聞こえてくる印象だった。
浅川の河川敷でホオジロがさえずっていた。羽の手入れをした後、体を丸っこくしていた。市役所前の藪の中に無数にいる。
ホオジロの動画をご紹介します。
体を丸っこくしています。
ホオジロを発見した時の記録です。詳細は別ページに掲載しています
変電所の柵の上でホオジロが囀っていました。
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林の外の木の上で大きな声で囀っていました。
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変電所脇の柵のにホオジロがとまりました。この場所で見かけることが多いです。
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ホオジロが青虫をゲットしていました。
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今熊山に向かう道の途中でホオジロの親子が再自死していました。まだ飛ぶのが上手じゃない雛たちに採餌していました。
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展望台近くにはホオジロがたくさんいました。
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ホオジロが飛び出してきました。
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変電所のホオジロ
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ホオジロ
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峠付近に着いた頃には雪が降り始めており、鳥影が薄い感じがしました。
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河原のヤナギの木のてっぺんでホオジロが囀っていました。身を屈めて少しずつ近づいて撮影しました。
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ホオジロの写真をご紹介します。
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