磯遊びで見つけられるカニ。
| 学名 | Hemigrapsus sanguineus |
| 英名 | Asian shore crab |
| 和名 | イソガニ (磯蟹) |
| 分類 | Malacostraca 軟甲綱 |
| 目 | Decapoda 十脚目 |
| 科 | Varunidae モズクガニ科 |
| 属 | Hemigrapsus イソガニ属 |
| 種 | sanguineus イソガニ |
| 全長 | 約25mm |
| 分布 | 西太平洋に広く分布 |
体の色は背面から歩脚まで赤紫に緑や黄色の斑模様が入る。多くは3cmに満たないが、4cmほどにまで成長している個体もみられる。
左右のハサミの大きさは同じ。
平べったい甲羅をもつ。腹面は白っぽい。
歩脚には淡褐色の部分がある。
オスは腹のふんどしが狭い。
メスは腹のふんどしが広く楕円形。
海岸沿いで普通にみられる。岩場やテトラポッドの隙間などに生息する。
雑食性で海藻や小魚、貝類などなんでも食べる。
4月の下旬から夏にかけて繁殖する。
イソガニの写真をご紹介します。
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鳥類やクロダイなどの天敵から身を隠す。イソガニ同士で餌や縄張りを巡って争ったりもする。
学名の「sanguineus」は「血のように赤い」という意味であり、甲羅や歩脚の色に由来する。和名では、茹でると鮮やかな赤色になることから「花咲蟹」とも呼ばれる。
食用のカニではないが、味噌汁にして食べることもできる。釣り場の近くで捕まえることができるので、食べてもいいだろう。磯で簡単に捕まえることができるので、持ち帰って飼育することもできる。イソガニは淡水では死んでしまうので、海水の中で育てることになる。水を綺麗に保ち、小魚や貝などを餌として与える。ペットショップなどで人工海水を用意する必要がある。
千葉県九十九里浜の片貝海水浴場のテトラポッドにいたところを捕まえた。甲羅の大きさが3cmに満たないほどのイソガニで、捕まえるのは簡単だったが、ハサミで指を挟まれて痛かった。この個体よりも体の大きなものもいたが、素手では怖くて捕まえられなかった。テトラポッドには海藻や貝類など、イソガニの好きそうなものがたくさんあった。