カラスアゲハ

カラスアゲハ

青や緑に光る翅が美しいアゲハチョウ。

カラスアゲハの特徴・形態

黒地に光沢のある緑や青が美しいアゲハチョウ。前翅の長さは8cm程度になる。飛んでいる姿は黒っぽい
頭部は全体的に黒っぽい。 前翅は横長で大きく、黒地に光沢のある緑や青。光が当たると鮮やかな色が出る。前翅の翅の裏面は全体的に黒く、縁に近い部分に何箇所か赤い斑点が入り、前翅の先の方は少し白っぽい。後翅の付け根あたりにに赤い紋が入っている。尾状突起もとてもゴージャスだ。 ミヤマカラスアゲハとよく似ているが、カラスアゲハの方が青みが強い。明確な識別点は後翅の帯である。ミヤマカラスアゲハの後翅の表面には水色の帯があり、裏面には白い帯がある。

オス

前翅の中央あたりに、光沢がなく少しマットな質感の部分がある。この部分は「性標」と呼ばれ、雌雄を識別するためのものと考えられている。 眼状紋が控えめで赤い斑点が少ない。

メス

オスよりも派手な色合いで、より光沢があるように感じる。
後翅の縁にある眼状紋が目立っており、赤い斑点が多い。オスにある性標はない。

カラスアゲハ

カラスアゲハの生態

生息地・見られる場所

春から夏の終わりにかけて山地など谷川のある林の周辺でみられる。市街地ではあまりみられない。

食性

花にとまって吸蜜していたり、湿った地面で吸水していたりする。幼虫はサンショウやコクサギなどを食草とする。

生活史・繁殖

4月ごろから2回発生する。夏型の方が大きくなる。

カラスアゲハの写真

カラスアゲハの写真をご紹介します。
写真をタップすると、詳細ページを開きます。

青緑に輝いている翅です。
青緑に輝いている翅です。
他のチョウと一緒に吸水していました。
他のチョウと一緒に吸水していました。
後翅の付け根に赤い紋があります。
後翅の付け根に赤い紋があります。
翅の裏側の縁には赤い斑点があります。
翅の裏側の縁には赤い斑点があります。
沢沿いの葉にとまりました。
沢沿いの葉にとまりました。
コンクリートの上で翅を広げました。
コンクリートの上で翅を広げました。
尾状突起を裏面から見たところです。
尾状突起を裏面から見たところです。

カラスアゲハの行動

飛ぶ速度はそこまで早くなく、ある程度近づいても飛んで逃げていってしまうことはない。日向では翅を開いてとまっていることもある。

カラスアゲハの情報

命名

学名の「dehaanii」はオランダの動物学者であるウィレム・デ・ハーンにちなんでいる。和名の「カラス」は翅の色がカラスの濡羽色のように輝いていることから。

カラスアゲハを発見した場所

八王子市南浅川町の林の中

八王子市内の林の中で発見した。雨が続いた週の週末で、湿った地面で日がさしているしているような場所で吸水していた。他にもクロアゲハやミスジチョウ、アカタテハなどいろいろな種類のチョウがあつまる地面だった。日が強くなってくると、翅を開いてじっとしていた。飛んでいる姿もとても美しかった。
ゴールデンウィークごろに沢の上を飛び、河原の地面に降りて吸水する姿も目にした。

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