ノスリ
地面近くを滑空する姿から名付けられた
ノスリの特徴
トビより一回り小さい猛禽類。腹面は全体的に淡い褐色をしており、下から見ると白っぽい印象を受ける。襟(胸元)が丸くて白い。翼の先や背面は黒褐色をしている。尾羽のシルエットは扇形。
ノスリの鳴き声
「ピーピー」という声に聞こえる。
ノスリとトビの見分け方
大きさ以外の見分け方として、色と尾羽の形がある。
色は、トビが腹面も含めて全体的に濃い褐色をしているのに対し、ノスリは腹面が白っぽい。
尾羽の形は、トビが三角形なのに対し、ノスリは扇形(丸っぽい)をしている。
シルエットだけで判断できることから、筆者は尾羽の形を見分ける根拠にすることが多い。
ノスリの生態
林や山地に生息する。小動物や昆虫類を捕食する。木の上や空中で一時停止して、地面すれすれまで滑空して獲物を捕らえる。この姿は「野擦り」という和名の由来にもなっている。地上でも行動することがある。
発見した場所
片倉城跡公園の上空
八王子市片倉城跡公園を歩いていると、木々の上の空を旋回していることがある。写真を取った個体は、キクイタダキを撮影している時に、低い位置の樹上から飛び出してきた。
しばらく旋回して、つどいの森公園の方に飛び立っていった。
ノスリの写真
ノスリの写真をご紹介します。
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