ミサゴ

ミサゴ

魚を捕らえる力強い脚

ミサゴの特徴

「魚鷹(うおたか)」とも呼ばれるほど魚とりが上手い鳥。頭から腹にかけて白く、長い翼に対して尾が短いのが特徴。飛んでいる姿を下から見ると、全体的に白っぽく、細長く見える。翼を閉じて木の枝や電柱などにとまっているときも、頭が白っぽく見える。目から首にかけて褐色の過眼線が走っている。脚は灰色で力強い。魚を捕らえるための棘と、第一趾が反転していていることからタカ科と区別されている。タカ科と合わせてタカ上科をなす。

ミサゴの写真

ミサゴの生態

海岸や河口部、大きな湖などの、魚がいて水面が落ち着いている場所に出没する。空中でホバリングをして狙いを定め、急降下して水面の魚を捕まえる。まれに爬虫類や鳥類を食べることもある。比較的大きな魚も両足で掴むことができる。普段は長い翼をつかってゆっくりと飛行している。初夏に樹の上や岩に作った巣に産卵して繁殖する。巣立ちから3年で成熟する。

発見した場所

福岡県大牟田市の海に近い川でみつけた。数百m先の電柱の上にとまっており、よく見ると頭が白くミサゴだとわかった。ほとんど流れのない川で獲物を狙っているようだった。しばらくすると飛び立ち、悠然と私の目の前を通りぬけて山の方へ去って行った。細長い翼をゆっくりと羽ばたいていた。ハシボソガラスを少し追いかけて威嚇したときに、大きさの違いを比べることができた。

福岡県大牟田市経度:130.1677146緯度:33.0495419

ミサゴの観察記録

ミサゴを発見した時の記録です。詳細は別ページに掲載しています

2022-02-12|ミサゴ>の観察記録

上流からミサゴが飛んできました。

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ミサゴの写真

ミサゴの写真をご紹介します。
写真をタップすると、詳細ページを開きます。

ミサゴの写真1|腹面は全体的に白いです。
腹面は全体的に白いです。
ミサゴの写真2|ハシボソガラスを威嚇していました。
ハシボソガラスを威嚇していました。
ミサゴの写真3|脚が力強いです。
脚が力強いです。
ミサゴの写真4|翼の上面は濃い褐色です。
翼の上面は濃い褐色です。
ミサゴの写真5|電柱から水面を見ていました。
電柱から水面を見ていました。

関連用語

> 過眼線
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ミサゴの画像

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