ツマグロヒョウモンの特徴

明るいオレンジに黒い斑点が豹柄のように入るタテハチョウ。後翅の端(つま)が黒いことから「ツマグロ」と呼ばれている。がオスとメスで表側の模様が違い、メスは前翅の先端近くに白と紫の帯が走る。メスのこの模様は毒を持ったカバマダラという別のチョウに擬態していると考えられている。翅の裏側は 薄い褐色で白や黒の斑紋が不規則に入る。
近年分布域を北に広げてきており、関東地方でも見られるようになった。園芸植物のパンジーやスミレなどを餌とするため、こうした植物の分布の拡大に伴って広がってきたと考えられている。

ツマグロヒョウモンの写真

ツマグロヒョウモンの生態

公園や草原に生息し、都市の近くでも見かける。幼虫はパンジーやスミレ、ビオラなどを餌とする。4月ごろから11月まで見られ、4、5回発生する多化性である。

発見した場所

八王子市湯殿川の傍の草地を飛んでいるオスを発見した。ゆっくりとした速度であたりを一周まわって、ヒメジョオンの花にとまった。花から地面にある排水溝にうつると翅を広げてじっとしていたので正面から観察することができた。前翅から後翅にかけて濃いオレンジから薄いオレンジへとグラデーションになっていた。

八王子市湯殿川 経度:139.3381443 緯度:35.6410593