ツメナガセキレイ
黄色い眉斑が特徴的。
学名 | Motacilla flava |
英名 | Yellow wagtail |
和名 | 爪長鶺鴒 |
分類 | 鳥類 |
分類詳細 | スズメ目セキレイ科 |
全長 | 16.5cm |
分布 | ユーラシア大陸からアフリカ大陸、アラスカ州に分布 |
ツメナガセキレイの特徴
顔から腹にかけての黄色が特徴的なセキレイ。眉斑は鮮やかな黄色で、過眼線は少し緑の入った褐色をしている。体の上面は黄緑灰色をしている。冬羽になると腹の黄色は淡く白っぽくなる。上の写真は冬羽のものと思われる。尾羽根は黒褐色で、足は鉛色をしている。
幼鳥は淡い黄褐色をしている。
ツメナガセキレイとキセキレイの違い
ツメナガセキレイは旅鳥で頻繁に目をすることはないが、沖縄など両種がいる地域もある。どちらも黄色いセキレイという点で似ている。見分けるポイントは眉斑を含む頭部まで黄色いのがツメナガセキレイで、頭部が灰色っぽいのがキセキレイだ。また、足の色を見ると、キセキレイの足はピンクだが、ツメナガセキレイは鉛色をしている。
ツメナガセキレイの鳴き声
地鳴きは濁った感じで「ジッ、ジッ」。
ツメナガセキレイの生態
草地や農耕地で小群で行動する。地面の昆虫を捕らえて食べる。5月頃から地面に皿上の巣を作って繁殖する。
発見した場所
冬場の田んぼで採餌しているところを撮影した。数羽の集団で、畦から田んぼの中を行き来しながら地面の餌を探していた。キセキレイに比べると、尾の長さも短いように感じた。
ツメナガセキレイの写真
ツメナガセキレイの写真をご紹介します。
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