ウスバカゲロウの特徴

体が透けて見える翅を持つカゲロウ。体の色は黒褐色で、脚はクリーム色をしている。名前の由来にもなっている薄い翅には黒い翅脈が走っており、不規則な多角形が敷き詰められたような模様をしている。翅の色は完全な透明ではなく、青や紫に光を反射してガラスのような色を見せる。翅の端に白い斑点を持つ。ぱっと見はトンボにも見えるが、頭部から伸びる触覚が特徴的だ。
飛ぶ姿は長い翅をバタつかせているので、「X」の形に見える。飛翔速度は速くなく、ヨタヨタとした印象を受ける。

ウスバカゲロウの写真

ウスバカゲロウの生態

ウスバカゲロウの幼虫は「アリジゴク(蟻地獄)」として有名で、乾燥した地面にすり鉢状の穴を掘り、近くを通る昆虫類を捕らえて食べる。アリジゴクは排泄しないと考えられていたが、2010年に千葉県袖ケ浦市の小学生が尿をすることを発見した。
成虫になったウスバカゲロウは数週間生きる。昆虫類を捕食して食べる。

発見した場所

八王子市南浅川町の林の中で、ヨタヨタと飛んでいるところを見つけた。しばらくして葉にとまったところを撮影した。接近しても逃げなかったので、青や紫に反射する翅を撮影することができた。
自宅の木の根元に、アリジゴクの巣があり、小さいころによく掘り出して観察していた。地上に出すとピクリとも動かないので、一見弱っているように見えるが、根気強く待っていると「ピクッピクッ」と跳ねるように動き出す。腹の部分は見た目とは裏腹にかなり柔らかく、初めて触った時に驚いたことを覚えている。