アカミミガメの特徴

眼の後ろの赤い模様が特徴的なカメ。頭部から尾にかけて、全身に細く黄色い縦縞が走っている。背甲は緩やかなドーム状で緑色をしている。個体によって緑色の濃さは異なり、褐色に見えるものもいる。オスは成長に伴い暗褐色になり背甲の模様がなくなる。縁甲板の縁は浅く波打っている。オスよりもメスの方が大きくなる。

要注意外来生物

1980年代以降、アメリカで養殖されたミシシッピアカミミガメが大量に輸入された。幼体は「ミドリガメ」と呼ばれペットとして流通したが、飼いきれなくなった個体が遺棄された。日本では生態系への影響が懸念され、要注意外来生物に指定されている。

アカミミガメの写真

アカミミガメの生態

河川や湖沼などに生息し、日本では比較的どこでも見られる。日本で見られる個体は亜種ミシシッピアカミミガメである。
陽が出ている時は甲羅を干している姿を見かける。雑食で、植物性のものから魚類や小動物に至るまでなんでも食べる。冬季には冬眠するが、地域によって期間は異なる。
発生時の温度によって性別が変化する。

発見した場所

八王子市湯殿川で甲羅を干している個体を撮影した。冬の寒い日で、よく日の当たる岩の上で日光浴をしていた。甲羅が暗褐色だったので十分成長した個体だったと考えられる。

他の地域の例に漏れず、筆者が育った地域でもミドリガメを飼育している子どもは多かった。池や流れの緩やかな川にはほぼ確実にアカミミガメが住み着いている印象がある。