キタキチョウ
黄色い翅の身近なチョウ。
学名 | Eurema mandarina |
英名 | Common Grass Yellow |
和名 | 北黄蝶 |
分類 | 昆虫 |
分類詳細 | チョウ目シロチョウ科 |
全長 | 20-27mm |
分布 | 本州、四国、九州、南西諸島。 |
キタキチョウの特徴
黄色い翅の身近なチョウ。前翅、後翅ともにはっきりとした黄色。裏面には黒褐色の小さな斑点があり、縁が茶褐色になっている。オスのほうが濃い黄色をしている。肢は白に近い淡い色をしており、眼は黄色、触角は茶褐色をしている。
キタキチョウとミナミキチョウ
キタキチョウは以前はすべて「キチョウ」と呼ばれていたが、南西諸島にだけ生息するキチョウのグループと区別されるようになった。南西諸島のキチョウはミナミキチョウと呼ばれる。
キタキチョウの生態
草原や公園の草むらなどに生息する。春頃から11月くらいまで発生する。また、秋の個体は越冬するものもいる。
幼虫はネムノキなどのマメ科の植物を食草とする。1mm程度の白い卵は紡錘形をしている。
発見した場所
八王子市内の林道で撮影した。地面付近を飛び回りながら花に止まって蜜を吸ったり、地面にとまってじっとしていたりした。オスとメスで追いかけ回している個体もいた。翅や腹がぼろぼろになっている個体も見られた。
キタキチョウの写真
キタキチョウの写真をご紹介します。
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