オオシオカラトンボ
シオカラトンボより水色に見える
学名 | Orthetrum triangulare melania |
英名 | --- |
和名 | 大塩辛蜻蛉 |
分類 | 昆虫 |
分類詳細 | トンボ目トンボ科 |
全長 | 50-60mm |
分布 | 日本全国 |
オオシオカラトンボの特徴
日本全国でよく見られる青いトンボ。オスは全体的に青みがかっており、腹の先と目は黒い。メスは腹が黄色でオスに比べて全体的に黒っぽい。黒い翅脈の走る透明な翅に黒い縁紋を持ち、先端は暗褐色になる。
シオカラトンボとオオシオカラトンボの識別
オオシオカラトンボはシオカラトンボと似たような場所にいて、色もかなり似ているため識別がやや難しい。識別のポイントは主に2点で、翅の付け根と尾の太さである。オオシオカラトンボの羽の付け根は暗褐色だが、シオカラトンボは透明だ。また、オオシオカラトンボの尾は根元から先までほとんど同じ太さなのに対し、シオカラトンボの尾は急に細くなっている。シオカラトンボの尾の方が黒い部分が長く見える。
飛んでいるところを識別するのは難しいので、葉や地面に止まったところをじっくり観察するとよい。
オオシオカラトンボの生態
標高が低い水辺に生息する。池や沼、小川など割とどんな場所にも現れる。小型の昆虫を餌として食べる。草の上などで交尾する。交尾中に危険を感じるとそのままの体勢で飛んで逃げることもある。幼虫のまま越冬する。
発見した場所
八王子市片倉城跡公園内の木道の上にとまっているところを撮影した。撮影時はシオカラトンボとオオシオカラトンボの識別ができておらず全部シオカラトンボだと思っていた。2、3匹のオスが私から1m程度の距離にとまり、近づくと少し後退するという動きを繰り返していた。オニヤンマを除くと公園内のトンボの中では大きな部類に入るので、悠々と飛び回っていた。
八王子市片倉城跡公園経度:139.3353713緯度:35.640199
オオシオカラトンボの写真
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