チョウゲンボウ
農地に住む小型のハヤブサ
チョウゲンボウの特徴
ハト大の小さなハヤブサ。褐色の翼と黄色い足が特徴。頭の色はオスとメスで異なり、オスは灰色がかっていて、メスは褐色。メスの方が体も大きい。嘴とアイリングは黄色で、目の下に黒い帯が縦に走っている。
チョウゲンボウの鳴き声
「キッキッキッ」「キィイキィイ」という鋭い声で鳴く。
チョウゲンボウのホバリング
畑の上空などから餌を探す時にホバリングする姿も特徴的である。餌を見つけると一直線に突っ込んでいく。
チョウゲンボウの生態
畑や河川敷などの見通しの良いところで餌を探している。電柱の上や棒の上など見通しの良いところにとまっていることもある。昆虫やカエルなどの小動物のほか、小鳥を襲うこともある。
崖の横穴や樹にあいた穴などを巣として利用して繁殖する。
発見した場所
神奈川県相模川
神奈川県相模川沿いの農地で発見した。電柱の上で餌を探しているようだった。時折飛んで場所を変えていたが、比較的ゆったりと飛んでいた。
小型のためか、飛び立つ時にパタパタと羽ばたく姿がどことなくハトなど猛禽類以外の野鳥に見えた。
狩りをするチョウゲンボウ
以前発見したのと同じ相模川沿いの農地で、カワラヒワを捕らえているチョウゲンボウを観察した。突然のうちが騒がしくなり、カワラヒワが四方に散った。20m程度の高さからチョウゲンボウが急降下して地面に突っ込んだ。カワラヒワを1羽捕らえると山のほうに飛んで行った。
八王子市高月町の農道
八王子市高月町、秋川に面した農道の電柱の先にとまっていた。あたりの電柱はチョウゲンボウのお気に入りのようで白い糞がついているものが多かった。
カラスにモビングされて河川敷と農道を行き来していた。
チョウゲンボウの写真
チョウゲンボウの写真をご紹介します。
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