
ヒメクイナ
白い線がまばらに走る。
学名 | Zapornia pusilla |
英名 | Baillon's crake |
和名 | ヒメクイナ |
分類 | Aves 鳥綱 |
分類詳細 | Gruiformes ツル目 Rallidae クイナ科 Zapornia |
全長 | 16-20cm. |
分布 | 全国で稀に見られる。 |
ヒメクイナの特徴
体長20cmに満たない小型のクイナ。
褐色の体に白と黒の線がまばらに走る。尾羽の裏は白い横線が走る。頭頂部には黒い羽毛が生えている。嘴は黄色から黄緑色に見える。虹彩は赤から赤褐色。
ヒメクイナの生態
湿原や水田などの水辺や、その近くの草むらなどに潜んでいる。
水辺の小動物や植物を食べる。
発見した場所
多摩川中流域
秋の朝、水辺を歩いている個体を発見した。薄暗かったので一瞬クイナかと思ったが、一回り小さく、嘴の色も赤くなかったので別種だと判断した。
浅い水辺の茂みと水面を行き来して採餌していた。同日にヒクイナとクイナも出たが、3種の中で一番観察者に近い位置に出てきた上、一番長い時間姿を見せて採餌していた。この個体は警戒心が薄いようだった。
最低でも2日間は同じ水辺に滞在していた。
ヒメクイナの写真
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