キアシシギ
岸辺でカニを捕まえる。
キアシシギの特徴
干潟にやってくる黄色い足のシギ。体の背面は褐色を帯びた灰色で、首に縦紋、腹に横紋をもつ。足はやや短く黄色。目の周りは白いアイリングがあり、過眼線はやや濃い褐色をしている。「ピューイピューイ」という声で鳴く。
メリケンキアシシギとの違い
太平洋側ではキアシシギとよく似たメリケンキアシシギも飛来してくる。両種を区別するのは簡単ではないが、メリケンキアシシギの方が腹の横紋が密に入っており、尾羽にかけての色が濃い。
キアシシギの生態
干潟や河口にやってくる。多いときは100羽ほどの群れで行動し、浅い岸辺で昆虫や甲殻類を捕まえて食べる。休息するときは岩やテトラポッドの上など少し高い場所にのぼる。繁殖はシベリアやカムチャッカ半島などで行い、冬に南下する。日本には春と秋に飛来する。
発見した場所
東京港野鳥公園の干潟で1羽でいるところを発見した。岸に沿って歩きながらカニを捕まえて、時々「ピュー」と高く鳴いていた。シギ類の識別経験が浅く、足が水中に使っている状態ではよくわからなかった。しばらくすると歩いて遠ざかっていった。
東京港野鳥公園経度:139.765126緯度:35.582025
キアシシギの写真
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