コアジサシの特徴

細長い翼が特徴的な水辺の夏鳥。全身は上面が薄い灰色で首から腹にかけては白く、頭部はヘルメットをかぶったように黒い。過眼線と目の色も頭部と同じ黒だが、額から嘴の付け根にかけては逆三角形に白くなっている。細長く鋭い嘴は鮮やかな黄色で先端だけが少し黒い。足はピンク色をしている。尾羽がツバメのように細く伸びていて、飛んでいる時に優雅な感じになる。

コアジサシの鳴き声

飛んでいる時に「キュー」「キュイ」と短く鳴く。カモメに比べると少しボリュームが小さいように感じる。

コアジサシの名前の由来

コアジサシを漢字で書くと「小鯵刺」となる。「鯵刺」はもちろんアジのお刺身のことではなく、川や海でダイブして魚を捕らえる様に由来している。地域によっては「鮎鷹」と呼ばれもする。

コアジサシの写真

コアジサシの生態

日本には夏鳥としてやってきて繁殖する。上空から魚を捕らえるためにダイブする姿が特徴的。首を左右に振りながら獲物をさがし、いいポイントを見つけるとホバリングして数秒間狙いを定め、垂直に水面に飛び込む。繁殖期のオスは求愛給餌を行う。
砂浜などにコロニーを作って繁殖する。ヒナは非常に可愛らしく、砂地にの色に似た灰色をしている。

発見した場所

多摩川の水面が穏やかな場所で餌をとっている個体を撮影した。華麗なダイビングで魚を捕らえると一直線にメスのいる場所まで飛んでいき、すぐさま戻ってきてまた狩りを始めていた。別のオスが近づいてくると喧嘩になりスピードを上げて追い回していた。
体に対して翼が長いのでホバリング中の姿や真っ逆さまに飛び込んでいる時のシルエットが特に美しく見える。