コハンミョウ
前翅にさりげない紋が入る。
学名 | Myriochile specularis |
英名 | --- |
和名 | 小斑猫 |
分類 | 昆虫綱 |
分類詳細 | 甲虫目オサムシ科 |
全長 | 11-13mm |
分布 | 日本全国に分布。 |
コハンミョウの特徴
1cm程度の小さなハンミョウ。光沢のある褐色や緑色の地に縁から白い紋が伸びている。脚や体の表面には尖った毛がたくさん生えている。黒い眼は大きく、眼の間から触覚が前に伸びている。他のハンミョウと同じように鋭い大顎をもつ。地面付近を素早く飛び回り、「ミチオシエ」とも呼ばれている。
コハンミョウの生態
凶暴で、大顎を使って他の昆虫類を捕らえて食べる。耕地など、地面が露出した砂地でよく見られる。5月ごろから夏にかけて成虫が発生する。地面に掘った穴に暮らす幼虫はアリなどの昆虫を餌とする。
発見した場所
八王子市片倉城跡公園の畑の近くに現れたところを撮影した。地面によく似た色で、私が気付かずに近づくと数m先まで飛んでいってしまった。体の色は光の当たり方でかなり印象が異なり、緑色に見えることもあれば、銅色に見えることもあった。長い足の上に体がついており、スーッと飛んでいくので、浮いているような印象を受ける。
コハンミョウの写真
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