コクワガタの特徴

大きいものは6cm弱にもなるクワガタ。ほとんど黒だが、光の当たり方によって褐色が混じる。オスは細長く、途中に内歯のある大顎を持つ。オオクワガタ属であり、ノコギリクワガタと比べると平べったい形をしており、ヒラタクワガタを二回り小さくしたような見た目をしている。スジクワガタにもよく似ているが、翅に筋がなく、顎も大きい。

コクワガタの見つけ方

コクワガタは臆病な性格をしており、危険を感じるとうろや皮の間に入り込んで身を隠してしまう。夜の樹などで探すときは、足跡や気配で気付かれてしまうので、素早く照らすか、浅いうろに隠れた個体を引っ張り出すことになる。顎が見えないとキマワリなど他の黒い甲虫と見間違えそうになるので、事前によく腹の形を調べておくと良い。木を揺らして樹上の個体を取る方法もある。

コクワガタの写真

コクワガタの生態

5月ごろから羽化し、樹液のでている樹やや街灯付近で見られることが多い。クヌギやコナラをはじめとする広葉樹林に生息するが、山奥でなくとも生息圏であれば街中にもやってくる。越冬し翌年まで生きる個体もいる。

発見した場所

樹液の出ているクヌギの樹(夜)

八王子市内の樹液のでている樹にいるところを発見した。樹にあいた穴の入り口でオス同士が喧嘩しており、手前の個体は採ることがてきたが、奥の大きめの個体には逃げられてしまった。
コクワガタに限った話ではないが、樹のうろや皮の隙間に入り込んでいるコクワガタを見つけるのに慣れることでたくさん観察することができる。立派な顎に目がいってしまうが、全身の様子を覚えておくことで隠れた個体を見つけることができる。