コウノトリの特徴

1m以上にもなる大きな鳥。全身は白い羽毛で覆われており、尾にかけて黒い羽毛が混じる。喉と足は肉色をしている。嘴は25cm以上にもなり、鋭く尖っている。虹彩は白く、サギ類と同じように表情を読めない感じがする。

赤ちゃんを運んでくる

「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」という話は有名であるが、実際にはこれは本種を指す話ではない。同じコウノトリ科に属するシュバシュコウという鳥についての伝承である。

個体数の減少と保護

江戸時代には街に流れる河川にも姿を見せたコウノトリだったが、明治期の乱獲や河川の汚染、英装置の減少などによって個体数が激減した。兵庫県豊岡市を中心に再導入がなされ、個体数が回復しつつある。
放鳥された個体には、識別用の足環がつけられており、生年月日や巣立った場所、雌雄などを知ることができる。今回撮影した個体についても、「兵庫県立コウノトリの郷公園」のページに掲載されている資料をもとに個体識別を行うことができた。

兵庫県立コウノトリの郷公園 足輪カタログ:足輪カタログ

コウノトリの写真

コウノトリの生態

河川や湿原などに生息し、魚やカエルなどを食べる。ネズミなどの哺乳類やナマズなどの大型の魚を捕食することもある。樹上に巣を作り繁殖する。産卵から巣立ちまで3ヶ月ほどかかる。

発見した場所

福岡県大牟田市の水田で、つがいでいるところを発見した。狙っていたわけではなく、偶然の遭遇だったので驚いた。望遠レンズを所持しておらず、急いで取り戻って撮影した。
畑でゆっくりと採餌しているようだった。足輪を撮影できたので、前述の足輪カタログをもとに、個体識別を行った。

JO133 メス

左足 黄 - 青
右足 黄 - 黒
2016年4月25日生まれのメスで、兵庫県豊岡市伊豆(いず)巣塔より巣立った。

JO141 オス

左足 青 - 黄
右足 黄 - 黒
2017年3月21日生まれのオスで、徳島県鳴門市板東電柱巣より巣立った。

ここまでしっかり個体識別ができることに感動した。