ノコギリクワガタの特徴

ノコギリのような歯のついた大顎が特徴的な、日本を代表するクワガタムシ。赤みがかった褐色から濃い茶色をしており、個体差が大きい。オスの顎の形は、大きく湾曲したものから、短く直行しているものもある。大きなオスは7cmを超えることもある。大顎はメスを巡って他のオスと戦うために進化したと考えられている。メスは2-4cm程度の大きさで赤みがかっている。

ノコギリクワガタの写真

ノコギリクワガタの生態

初夏から秋にかけて広葉樹林のクヌギやコナラなどの樹液に集まる。夜行性で夜に活発に活動するが、昼間に見かけることもある。顎を使って他のクワガタムシやカブトムシと戦うこともある。ほとんどのノコギリクワガタは成虫のまま越冬することはなく、秋になると死んでしまう。

ノコギリクワガタの幼虫

ノコギリクワガタは広葉樹林の地中や枯れ木の下などに産卵する。幼虫は腐った木を食べながら成長し、2回脱皮して1年から3年かけて成長になる。蛹になる前に蛹室という空間を作り、1ヶ月ほどかけて羽化する。

ノコギリクワガタの飼育

日本全国で見つけることのでくるクワガタムシなので、昔から子供に飼育されてきた。 飼育方法は他のクワガタムシと同様、虫かごなどの飼育箱に朽木などのマットを敷いて、止まり木や餌となる昆虫ゼリーを入れる。ペアであれば、腐りかけの木片を入れておくと産卵させることができる。

発見した場所

東京都八王子市のコナラの木の樹皮の間から、羽化したてのオスが出てきていた。5cmほどの大きさで、ゆるくカーブした顎を持っていた。写真では分かりづらいがオスの下にはメスもいて交尾していた。 樹液が出ている木の近くのほかに、夜に網戸や街灯に飛来してくるノコギリクワガタを見ることができる。

東京都八王子市 経度:139.0156446 緯度:35.658777