サワガニ
渓流に住む日本固有種
学名 | Geothelphusa dehaani |
英名 | Japanese Freshwater Crab |
和名 | 沢蟹 |
分類 | エビ綱 |
分類詳細 | エビ目サワガニ科 |
全長 | 20-30mm(甲殻) |
分布 | 青森県以南に分布。 |
サワガニの特徴
綺麗な渓流で見られる日本固有種のカニ。甲殻はの表面は滑らかで、赤みがかった黒褐色をしている。脚は赤みがつよい。鋏は褐色が抜けて乳白色をしている。体色には個体差や地域差がありより淡い褐色のものや青色型も見られる。
サワガニの食べ方
佃煮や素揚げにして食べることができる。
筆者も子供の時に素揚げにして食べてみた。パリパリになるまで揚げれば普通に美味しい。揚げ方が足りないと生臭さが残る。
サワガニの生態
川の上流から中流の岩の下などに主に生息する。水質がある程度綺麗でないと生息することができない。雨が降った日や湿度の高い日には川の近くの林まで脚を伸ばしていることがある。
雑食で昆虫類やミミズなどを食べるほか、植物も食べる。夏にかけて繁殖し、10年ほど生きると考えられている。
発見した場所
八王子市南浅川町の沢沿いの林道にいるところを撮影した。草の下にすぐ隠れてしまった。撮影のためにカメラを近づけると鋏を高く上げて威嚇した。
濁っていない川ならば、市内でも普通に見つけられる。水辺のある公園では木登りをしている個体を発見することもある。
サワガニの写真
サワガニの写真をご紹介します。
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