ウラナミシジミ

ウラナミシジミ

複眼と触角のような模様をもつ。

ウラナミシジミの特徴

翅の裏側の縞波模様が特徴的なシジミチョウ。褐色の地に白い波模様が入る。後翅の縁にはオレンジ色の模様と、翅から飛び出した尾状突起をもつ。これは、複眼と触角を模して天敵の目を欺くためだと考えられている。
表側はキラキラと光る青紫色をしている。この色は雄に顕著で、メスはより黒っぽい色をしている。翅の表面には綿毛のような毛が立っている。

ウラナミシジミの写真

ウラナミシジミの生態

草原に生息する。幼虫はエンドウやアズキなどのマメ科の植物を餌とする。春から見られるが、数多く見られるのは夏から秋にかけてである。翅の色味などはヤマトシジミによく似ているが、ウラナミシジミの方が素早く飛ぶ。

発見した場所

日の出町平井川の近くの草地で発見した。ヤマトシジミなどの他のシジミチョウに混じって飛びまわり、オナモミの花に止まった。後翅がボロボロになっている個体も多く、尾状突起が天敵を欺くためのものであるということがよくわかった。
光沢感の強い翅の色が美しかった。

日の出町平井川経度:139.2729002緯度:35.7427892

ウラナミシジミの写真

ウラナミシジミの写真をご紹介します。
写真をタップすると、詳細ページを開きます。

ウラナミシジミの写真1|光沢のある青紫のオスです。
光沢のある青紫のオスです。
ウラナミシジミの写真2|白い波模様と後翅の尾状突起が特徴です。
白い波模様と後翅の尾状突起が特徴です。
ウラナミシジミの写真3|翅がボロボロになっています。
翅がボロボロになっています。
ウラナミシジミの写真4|オナモミの花にとまっていました。
オナモミの花にとまっていました。
図鑑の一覧に戻る
鳥の学名
ウラナミシジミの画像

いきもの図鑑

ムクドリ

ムクドリ

オレンジ色の細い嘴をもつ。......続きを読む

サワガニ

サワガニ

渓流に住む日本固有種......続きを読む

ゴンズイ

ゴンズイ

幼魚が「ゴンズイ玉」をつくる。......続きを読む

キンギョハナダイ

キンギョハナダイ

金魚のような鮮やかな色。......続きを読む

鳥の学名

読みもの / おすすめ図書

野生動物たちを映すおすすめライブカメラ

野生動物たちを映すおすすめライブカメラ

キリンが映るかもしれないライブカメラを紹介......続きを読む

サボり上手な動物たち---海の中から新発見

サボり上手な動物たち---海の中から新発見

動物たちは、実は「サボっていた」......続きを読む