アオバセセリ
後翅のオレンジ色がワンポイント。
学名 | Choaspes benjaminii |
英名 | Indian Awlking |
和名 | 青羽挵 |
分類 | 昆虫綱 |
分類詳細 | チョウ目セセリチョウ科 |
全長 | 23-30mm |
分布 | アジアに広く分布。日本では本州以南。 |
アオバセセリの特徴
淡い緑色をしたセセリチョウ。日本で見られるセセリチョウの中では唯一緑色をしている。後翅の端にあるオレンジ色がアクセントになっていてとても美しい。オレンジ色の部分には黒い点が入っており、頭部と対をなしているように見える。頭部は上半分が緑色で、口元から下がオレンジ色をしている。
アオバセセリの生態
山地や沢沿いで見られ、夕方ごろに活発に活動する。幼虫はアワブキを食草とする。同じく緑色の入ったスミナガシと競合しているが、スミナガシの方が体が大きいので敵わない。とまるときは翅を閉じている。飛び方も他のセセリチョウと同じように短く羽ばたくが、体がやや大きいので軽やかな感じではない。
発見した場所
八王子市南浅川町の沢沿いで発見した。スミナガシのすぐ近くの地面で吸水していた。少し飛び立っても同じ場所に戻ってきた。見る角度によって色の濃さが変化する翅の色がとても美しい。
アオバセセリの写真
アオバセセリの写真をご紹介します。
写真をタップすると、詳細ページを開きます。