アシハラガニの特徴

鉛色の甲羅をしたモズクガニ科の一種。厚みのあるしっかりした甲殻と力強い鋏を持つ。鋏はやや淡い色で左右同じ大きさ。体の表面は滑らからで、目の下に白い斑点が並ぶ。甲殻の側面は尖っており、甲冑のようにも見えて美しい。
「アシハラ」は「葦の原」のことだが、干潟に近いところで見られることが多い。有明海沿岸では「シオガニ」という名前で呼ばれることもある。

アシハラガニの写真

アシハラガニの生態

干潟や塩沼に直径3cmほどの巣穴を掘って生息する。夜に活発に活動する。雑食性で砂の上を歩き回って餌を探し、シギやサギなどの天敵が近づくと巣穴に素早く逃げ込む。ヨシの葉などを食べるほか、小型のカニを捕食することもある。有機物を分解するスカベンジャーとしての役割も担っている。

発見した場所

佐賀県東よか干潟の地面の上でじっとしているところを撮影した。くすんだ金属のようにも見える甲殻と、分厚い鋏がかっこよかった。海岸のすぐ近くでシオマネキばかりがいるなかで、目立っていた。東よか干潟は海の近くに柵が設置されており、その内側を数kmに渡って歩道が続いている。道の脇には葦原のような草地もあり、よく探せば色々なカニを見つけることができる。

東よか干潟 経度:130.2692125 緯度:33.1739242