エナガの特徴

尾が長く、体が小さい小鳥。長い尾を柄に見立てて「エナガ」と呼ばれている。
雌雄同色で体は全体的に白っぽいが、眉から首の裏、そして尾にかけては黒い。また、肩や尾の付け根などが淡い赤紫色をしている。

エナガの鳴き声

見た目通りの小さな鳴き声をしている。「チリリリ」「チュリリリ」と鳴く時や、少し濁って「ジュリリリ」と聞こえる声を出すこともある。1羽でさえずるというよりは小群でやってくるエナガたちの声が重なってチュルチュル聞こえるといったイメージだ。「チー」という声はシジュウカラに似ていなくもないが、はっきりとした「ツーピツーピ」というさえずりよりも少し細く掠れたような声をしている。

エナガとシマエナガの違い

北海道で見られるシマエナガはエナガの亜種である。その可愛い見た目からファンも多い。エナガとの違いはシマエナガの頭部は全体的に白い。

エナガの写真

エナガの生態

平地や山地の近くの林に生息する。公園や道端の木で見かけることもある。十数羽程度の群れを作って林の中を移動している。この群にはシジュウカラやヤマガラなどの他の小鳥が混じっていることもよくある。木の上で眠るときにも群れでくっついて寝ており、さながら串団子のような見た目になることもある。
昆虫やクモ類を餌とするほか、樹液を吸うこともある。

エナガの巣

エナガは苔や蜘蛛の巣を使って巧みに巣を作ることで知られている。円形に枝を組んで、その中に苔などの柔らかい素材を敷いて居心地を良くしている。春になるとそうして作った精巧な巣に10個前後の卵を産んで繁殖する。また、繁殖に失敗した個体がヘルパーとして他のつがいの子育ての手伝いをすることでも知られている。

発見した場所

八王子市小宮公園で数十羽の群に出会った。シジュウカラやヤマガラと一緒になって公園内を周遊しているようだった。群れが近づくとエナガの声が遠くから聞こえてくる。目線の高さの枝まで降りてくる好奇心旺盛な個体もいれば、小声で警戒したような声を出しているものもいた。

八王子市小宮公園
経度:35.6734507
緯度:139.3384843