ギンイチモンジセセリ

ギンイチモンジセセリ

翅の裏に銀の一筋が走っている。

ギンイチモンジセセリの特徴

黄褐色の翅の裏面に銀色の帯が一筋走るセセリチョウ。翅の表側は黒褐色をしている。翅をピタリと閉じてとまるので、細長い腹がむき出しになる。パルピ(鼻のように突き出た部分)が大きく、黒褐色をしている。触覚は白と褐色の縞模様で鍵状の先端は黒い。
春型と夏型で銀色の帯の濃さが異なる。春型ははっきりとしているが、夏型は不明瞭。上の写真は夏型。

ギンイチモンジセセリの写真

ギンイチモンジセセリの生態

草原や河原などで見られる。幼虫はイネ科の植物を食草とするため、ススキなどが茂る河川敷は発見のチャンスが大きい。春から夏にかけて2回発生し、草原の花で吸蜜する。
イチモンジセセリに比べると分布は局所的で、河原に出れば必ず見られるというわけではない。

発見した場所

八王子市浅川の河川敷の葉にとまっているところを撮影した。夏型で銀色の帯が不明瞭だったため、最初は種がわからなかった。かなり近づいても微動だにしなかった。翅をピタリと閉じており、表側をじっくり観察することはできなかった。

ギンイチモンジセセリの写真

ギンイチモンジセセリの写真をご紹介します。
写真をタップすると、詳細ページを開きます。

ギンイチモンジセセリの写真1|銀色の筋が薄い夏型です。
銀色の筋が薄い夏型です。
ギンイチモンジセセリの写真2|翅の表側は黒褐色をしているようです。
翅の表側は黒褐色をしているようです。
ギンイチモンジセセリの写真3|河川敷で見つけました。
河川敷で見つけました。

関連用語

> パルピ
図鑑の一覧に戻る
鳥の学名
ギンイチモンジセセリの画像

いきもの図鑑

バン

バン

歩きに適した足でゆっくりと泳ぐ。......続きを読む

アカミミガメ

アカミミガメ

「ミドリガメ」とも呼ばれる要注意外来生物......続きを読む

カンモンハタ

カンモンハタ

多角形が敷き詰められたような模様。......続きを読む

ルリビタキ

ルリビタキ

瑠璃三鳥の一種でもある青い鳥......続きを読む

鳥の学名

読みもの / おすすめ図書

野生動物たちを映すおすすめライブカメラ

野生動物たちを映すおすすめライブカメラ

キリンが映るかもしれないライブカメラを紹介......続きを読む

サボり上手な動物たち---海の中から新発見

サボり上手な動物たち---海の中から新発見

動物たちは、実は「サボっていた」......続きを読む