イシガケチョウ
石崖(石垣)のような筋模様をもつ。
学名 | Cyrestis thyodamas |
英名 | --- |
和名 | 石崖蝶 |
分類 | 昆虫綱 |
分類詳細 | チョウ目タテハチョウ科 |
全長 | 約30mm |
分布 | インドから大陸部のアジアに分布。国内では本州南部以南。 |
イシガケチョウの特徴
白地に細く黒い筋が幾重にも走るタテハチョウ。名前は石が積まれた石崖(石垣)のような模様に見えることに由来する。翅の動体に近い部分と、外縁部の一部に橙色や黒褐色が混じる。前翅の角は黒褐色。後翅に短い尾状突起をもつ。顔を横から見るとパルピがあるのがわかる。
舞うように飛び、翅を広げてとまる。
イシガケチョウの生態
沢に近い照葉樹林に生息する。クリの花で吸蜜したり、湿った地面で吸水したりする。クワ科の樹木を食樹とし、春から秋にかけて発生する。南方系のチョウだが、温暖化の影響で北に分布を広げている。
発見した場所
明るい森の中
日の差し込む森の中をひらひら飛んでいるところを撮影した。2m程度の高さの葉の上と、地面を行き来していた。葉の上では翅を開いてとまった。
湿った砂浜
砂浜に淡水が流れ込んでいる場所で発見した。砂浜に翅を開いてとまり、吸水していた。近くではアオスジアゲハやタテハモドキも見られた。
イシガケチョウの写真
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