ヒオドシチョウの特徴

鮮やかな褐色に黒い斑点、縁の光沢のある白(青)が美しいタテハチョウ。「ヒオドシ」は戦国時代の武具である「緋縅」に由来している。翅の裏面は樹皮のような色合いをしていてかなり地味である。飛ぶ速度は速く、樹液を吸っている時や地面に止まって休んでいる時などが観察のチャンスだ。

ヒオドシチョウの写真

ヒオドシチョウの生態

低地から山地までの雑木林や公園などに広く生息する。3月ごろから11月ごろにみられる。早春の個体は前年から越冬した個体で、秋には夏に発生した個体がみられる。幼虫は主にエノキを食べる。そのため、エノキのある場所なら市街地内の公園などでも見つけることができる。成虫は樹液や獣糞を好み花の蜜には寄り付かない。

発見した場所

八王子市内の公園内で発見した。赤に見えるほど鮮やかな褐色が印象的な個体だった。縁の黒い帯に散らばる光沢のある青白い斑点も美しかった。翅を閉じるとうってかわって地味で、樹皮が剥がれおちて歩き出したのかと思うほど樹の表面に似ていた。公園内の手すりでしばらく休んだあと、飛んでいった。

東京都八王子市 経度:139.0156541 緯度:35.6587784