ホウボウ
青緑色の胸鰭を広げる。
ホウボウの特徴
鮮やかな青緑色の胸鰭が美しい海水魚。頭部が大きく、体の後方が細くなっている。体色は淡い褐色の地に赤い斑模様が混じる。胸鰭は海底と水平に半円状に開き、縁が鮮やかな青色をしている。緑色の中に青色の斑点が散っている。胸鰭の一番下は赤く、軟条が足のように発達している。この軟条をで海底を歩くように移動することもある。
ホウボウの生態
浅い海から深海までの砂泥底で見られる。軟条で砂泥底を歩きながら獲物を探し、甲殻類や小魚を捕食する。成長とともに体の赤みが増し、胸鰭も色鮮やかになる。
発見した場所
大瀬崎湾内
5月、大瀬崎湾内でのダイビング中に撮影した。砂泥底に1匹でじっとしており、胸鰭を広げていた。動きはそこまですばやくなく、海底に沿ってゆっくり動いた。「脚」があることが特徴的で、胸鰭の根本だけ見ると甲殻類のようだ。
ホウボウの写真
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