イワガニ
波打ち際の岩場を走りまわり、フナムシや小魚、海藻を食べる。
学名 | Pachygrapsus crassipes |
英名 | Striped shore crab |
和名 | 岩蟹 |
分類 | 甲殻類 |
分類詳細 | 十脚目イワガニ科 |
全長 | 3.5cm(甲殻) |
分布 | 北海道以南に広く分布。 |
イワガニの特徴
磯を普通にあるいており、人間が近づくと岩陰に逃げてしまう。挟まれないように注意すれば手で捕まえることもできる。月夜になると海辺から少し離れた道路にも出てきたりする。一般的には食用にしないが、みそ汁にして食べるとおいしい。
イワガニの生態
3.5cmほどの甲殻をもち波打ち際でフナムシや小魚、死んだ魚介類などを捕食する。危険を感じると岩の隙間や潮だまり逃げ込む。あまり海には入らない。
釣り餌としての利用
チヌ・石鯛を釣るための餌として利用されることもある。イワガニの腹に針を刺して海底を歩き回れるようにする「尻掛け」という付け方がある。釣具屋で購入することもできるが、岩場やテトラポットの近くなどで現地調達することもできる。
発見した場所
愛媛県中島姫ヶ浜付近で発見した。友人と月夜に照らされた海を見に行ったところ、海沿いの道にたくさんのイワガニが出てきていた。
小さなイワガニは私たちが近づくとすぐに逃げてしまったが、堤防の上で一匹だけじっとしていた。
愛媛県姫ヶ浜
経度:132.6245577
緯度:33.9576811
イワガニの写真
イワガニの写真をご紹介します。
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