コミスジ
黒褐色に白の三本線が走っている。
学名 | Neptis sappho |
英名 | Common Glider |
和名 | 小三條 |
分類 | 昆虫 |
分類詳細 | チョウ目タテハチョウ科 |
全長 | 23-31mm |
分布 | アジアに広く分布する。日本では北海道から種子島・屋久島まで。 |
コミスジの特徴
黒褐色の翅に白い線が三本走っているタテハチョウ。翅の色は完全な黒ではなく、光に透かすと褐色がかって見える。頭に近い白い線は翅の先に行くにつれ太くなっており、最後の部分で途切れている。よく似たミスジチョウはこの線がより細くシャープで翅の先まで途切れない。体は褐色だが、光が当たると光沢のある緑色に見える。
葉にとまる時は翅を開いていることが多い。飛び方は数回羽ばたいた後、翅を開いて滑空する。アゲハチョウと比べると飛翔力はそこまで高くないように感じる。
コミスジの生態
主に林の周囲に生息するが、住宅地でも見られる。4月ごろから発生し、秋の終わりまで活動する。成虫は花の蜜を吸う。幼虫はクズやハギなどのマメ科の植物を食草する。
発見した場所
八王子市長沼公園の林の縁にいた個体を撮影した。陽の光が差し込んでいる場所で翅を開いてとまっていた。一度は警戒して飛び立ったが数mの範囲を飛び回って元いた葉の上に戻ってきた。
少し日陰があるような場所で見かける印象がある。
コミスジの写真
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