クイナ
警戒心が強い「歩く鳥」
クイナの特徴
日本では古くから親しまれてきた鳥で、古典文学にも登場する。漢字では「水鶏」と書く。体全体が濃い褐色で、背中には黒い縦縞が走っている。嘴は長く、根元が赤い。警戒心が強く、水辺の草むらに隠れている。ほとんど飛ぶことがなく、歩いて移動する。そのため足は太く強靭。
クイナの生態
湿原や小川などの水辺に生息する。主に夜に活動し、昼間は草むらの中に潜んでいることが多い。周囲に危険がないときには日中でも日向に出てくることがある。昆虫や甲殻類などを食べる。葦原などで巣を作り繁殖する。オスがメスに食べ物を与えて求愛することもある。
発見した場所
東久留米市落合川で発見した。昼間で川沿いにはたくさんの野鳥が訪れていたが、人気の少ない水辺を見ると草むらからクイナが出てくるところだった。こちらに気づくと一旦草陰に身を潜めたが、首だけを出してあたりを確認すると、ゆっくりと岸沿いに歩き出した。
落合川経度:139.536602緯度:35.757527
クイナの写真
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