ミンミンゼミ
和名の通り「ミーンミンミン」と鳴く。
学名 | Hyalessa maculaticollis |
英名 | Hyalessa maculaticollis |
和名 | 蛁蟟 |
分類 | 昆虫綱 |
分類詳細 | カメムシ目セミ科 |
全長 | 60mm前後. |
分布 | 北海道から九州まで分布。東日本では平地で見られる。 |
ミンミンゼミの特徴
全長約6cmのセミ。アブラゼミと同じくらいのサイズである。
体は黒地に青緑色で、青緑色の部分の広さは個体によって異なり、黒っぽく見えるものもいる。腹部の付け根あたりは粉をふいたように白っぽい脚も少しうすい青緑色。半透明の翅はアブラゼミと比べると少し長く見える。
ミンミンゼミの鳴き声
和名の通り「ミーンミンミンミン」という大きな声で鳴く。フレーズの終わりは「ミンミンミンミー」と伸ばす。
気象庁生物季節観測
ミンミンゼミは2020年まで気象庁の生物季節観測で用いられていた。
東京では最も早い年で7月10日、最も遅い年で7月30日が初鳴日だった。
気象庁|生物季節観測の情報
ミンミンゼミの生態
東日本では平地の市街地や山林で声がする。都市部でも比較的多い。西日本では平地で見られる数が少ないようだ。
7月ごろから発生し、サクラなどの木によくとまる。
発見した場所
多摩川中流域
多摩川中流域のオニグルミの木にとまって大きな声で鳴いていた個体を撮影した。
周囲にはアブラゼミも比較的ミンミンゼミが多かった。少し離れた街中ではあまりミンミンゼミは聞こえないので、好む場所があるようだ。
ミンミンゼミの写真
ミンミンゼミの写真をご紹介します。
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