青紫のグラデーションが美しい。
| 学名 | Narathura japonica |
| 英名 | Japanese Oakblue |
| 和名 | ムラサキシジミ (紫小灰蝶) |
| 分類 | Insecta 昆虫 |
| 目 | Lepidoptera チョウ目 |
| 科 | Lycaenidae シジミチョウ科 |
| 属 | Narathura ムラサキシジミ属 |
| 種 | japonica ムラサキシジミ |
| 全長 | 30-40mm |
| 分布 | 宮城県以南 |
青紫色の翅が美しいシジミチョウ。翅を広げると4cmほど。雌雄で色味はほとんど一緒だが、翅の表面の色の配分が異なる。
頭部は褐色。パルピが少しでている。
体は褐色から灰色をしている。翅の表は内側が光沢のある青紫色で頭から腹方向にかけて紫が濃くなっていく。縁は黒に近い褐色をしている。翅の裏側は薄い茶色の地に少しだけ濃い茶色の紋がシミのように入る。
翅の表面の紫色の面積が大きい。縁の褐色の部分がメスに比べると細い。
翅の表面の縁の褐色の部分はオスに比べると分厚く、紫色の部分は小さい。
林や公園などでみられる。
花の蜜を吸うことは珍しく、水を飲んだりしている。幼虫はスダジイやアラカシなどのブナ科の常緑樹の葉を餌とする。
春から秋にかけて現れる。成長すると葉を使って巣を作る。地上の落葉の中で孵化する。
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葉や枝にとまったり木々の周りを飛び回ったりする。そこまで遠くまで飛んで行ってしまうことはない。
幼虫は蜜を分泌してアミメアリをおびき寄せ、アリ脳内のドーパミンの働きを抑制することで行動を調整して、自身を護衛させている。これはそれぞれの生物に利益のある「相利共生」だと考えられてきたが、2015年7月に発表された神戸大学大学院理学研究科北條賢特命助教と琉球大学、ハーバード大学の共同研究グループの研究によると、ムラサキシジミの幼虫が意図的にアミメアリをコントロールしている可能性が示された。
八王子市多摩森林科学園で葉にとまるムラサキシジミを発見した。低木の周りを飛び回って葉に止まると静かに休んでいた。花の蜜を吸っている様子はなかった。翅を開いた時と閉じた時の差に驚いてしまう。