ナミアゲハの特徴

黄白色の地に黒い紋様をもつ、身近なチョウ。後翅の縁に紺色の模様が5つずつ並んでおり、一番内側の模様の下にはオレンジや赤の斑紋が1つ入る。裏面はオレンジ色の斑紋が多い。尾状突起はは鋭く尖っている。体は黒と黄白色の縦縞で、体表は毛で覆われている。

ナミアゲハとキアゲハの見分け方

ナミアゲハはキアゲハとよく似ている。見分けるポイントは前翅の付け根で、ナミアゲハは根元まで黄白色と黒い斑紋の孔子模様なのに対し、キアゲハは付け根が黒っぽく塗りつぶされた模様になっている。

ナミアゲハの写真

ナミアゲハの生態

春から秋にかけて発生し、林から人家の近くの公園まで広く見られる。幼虫はミカン科の植物を食草とするため、柑橘系の木の近くを成虫が飛んでいることが多い。草原や農耕地などで普通に飛んでいることもある。
五齢幼虫まで成長すると蛹になり、1週間ほどで羽化する。花の蜜を吸ったり、地面で吸水したりする。

発見した場所

春に八王子市片倉城跡公園の田んぼで吸水している個体を撮影した。翅を広げて太陽の光を受けてじっとしていた。
自宅のユズやキンカンの木で毎年ナミアゲハが繁殖している。葉をよく観察すると鳥のフンに擬態した幼虫が見つかる