ニホントビナナフシの特徴

短い翅を持つナナフシ。この翅は退化しており飛翔能力はない。体の質感は樹木の葉によく似ている。単性生殖をすることで知られ、九州以北ではメスが圧倒的に多い。メスの体は全体的にグリーンで、頭部から胸部にかけて側面が黄褐色をしている。オスはメスよりも小さく、褐色をしている。

ニホントビナナフシの写真

ニホントビナナフシの生態

クヌギなどが生える山林に生息している。幼虫はクヌギやクリなどの樹の葉を食べる。成虫は主にシイの葉を餌とする。
危険を感じると脚を自切することがある。自切して失った足は脱皮をすることで再生することができる。

ニホントビナナフシの単性生殖

ニホントビナナフシはメスの未受精卵から発生する単性生殖をすることで知られており、緯度が高く気温が高くならない九州以北ではオスはほとんど見られない。しかしながら、少数ではありながら本州でもオスが観察された記録がある。

発見した場所

八王子市内の公園内で発見した。木道の上を素早く歩いて移動しているメスだった。体に対して翅が短く。右の翅は歪んでいた。公園内はクヌギやコナラなどの樹木があるため、ナナフシ好みの環境だったのかもしれない。1m程度離れて観察していたがそれなりに人間を警戒しているようで、すぐに木道の裏に逃げていった。

東京都八王子市 経度:139.0156541 緯度:35.6587784