オオカマキリ
前足の鎌で獲物を捕らえる。
学名 | Tenodera aridifolia |
英名 | Wolf mantis |
和名 | 大蟷螂 |
分類 | 昆虫 |
分類詳細 | カマキリ目カマキリ科 |
全長 | 68-95mm |
分布 | 日本全域、東南アジア |
オオカマキリの特徴
日本最大のカマキリで、9cm以上の体長の物もいる。チョウセンカマキリと似ているが、前脚の基部に黄色い点があるのが特徴である。色は緑と茶色、それらのミックスがみられる。生活する環境に合わせた保護色だと考えられている。メスの方が体が大きく、交尾後にオスを捕食してしまう。
オオカマキリの生態
3月から4月ごろに羽化する。200匹ほどの幼虫が生まれ、時に共食いをしながら脱皮をして成長する。バッタなどの昆虫や小型の爬虫類をも餌として捕食する。危険を感じると前脚を大きく開いて威嚇する。日の当たる環境を好むが、夜でも活動している。産卵する場所を探してか、家の壁に張り付いているところをよく目にする。交尾の後は泡状の卵鞘を産みつける。
発見した場所
秋に道端
八王子市の道端で発見した。秋になり、少し寒くなって来たためか動きが鈍く、弱っているようだった。昔から、公園の生垣をよく探せばオオカマキリをみつけることができた。夏が終わっても草むらや、コンクリートの壁などを注意して探せば産卵のための場所を選んでいるオオカマキリに出会うことができる。
春の公園
片倉城跡公園の葉の上で5-6cmほどの幼虫を発見した。幼虫だったが鎌はしっかりしていた。
オオカマキリの観察記録
オオカマキリを発見した時の記録です。詳細は別ページに掲載しています
オオカマキリの写真
オオカマキリの写真をご紹介します。
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