オナガアゲハの特徴

黒くて大きなアゲハチョウ。ナミアゲハよりもひとまわり大きく見える。前翅は横に細長く、そのためシルエットがジャコウアゲハに似て見える。後翅は輪郭が波打っており、波に合わせるように三日月型の赤い紋が入っている。尾状突起が長いのも特徴。縁は若干白い。前翅の方が後翅に比べて黒が薄い。

オナガアゲハの写真

オナガアゲハの生態

4月ごろから成虫が発生し、秋になるまで見られる。都市部よりも山地の沢沿いなどで見られることが多い。地面付近で吸水するほか、ツツジなどの花の蜜を吸う。幼虫は柑橘系の植物を食草とする。コクサギやカラスザンショウなどで見られる。

オナガアゲハとジャコウアゲハ

オナガアゲハは色や全体のシルエットがジャコウアゲハによく似ている。毒を持つジャコウアゲハに擬態することで捕食されるのを防いでいると考えられている。

発見した場所

八王子市南浅川町の沢沿いの林道で吸水しているところを撮影した。カラスアゲハやアカタテハなど他のチョウも多く集まっていたが、オナガアゲハだけが数匹の集団でいた。やはりナミアゲハと比べると、大きく見え、長く伸びた尾状突起も相まって優雅な印象を受けた。