オオタカ
和名は青みがかった灰色から。
オオタカの特徴
カラスと同等か少し小さい大きさのタカ。
成鳥の下面は白い羽毛に灰色の横縞が走る。背面は灰色で、見え方によっては青みがかって見え、これが和名の「蒼鷹」に繋がった。
若い個体は全体的に褐色で、腹には褐色の縦縞が見られる。
頭部はマスクをしたように目の周りが褐色で、眉は白い。虹彩は黄色いが、瞬膜を閉じるとやや赤みが強くなる。短く鋭い鉛色の嘴の基部は黄色い。脚は黄色く、力強い。
飛んでいる姿で特徴的なのは尾羽で、中央あたりが少し飛び出て見える。
オオタカの生態
平地や山林、河川敷などで見られる。
小型の鳥類や小動物を捕らえて食べる。都心部に近い公園などでも営巣している。
発見した場所
9月の多摩川
夏の終わりの早朝に河川敷の枝に止まっているところを撮影した。褐色の個体で、猛禽類がよくとまる枝から中を見渡していた。
12月の多摩川
風のある午後に柳の木にとまっている成鳥を撮影した。
白い腹が目立っていた。
12月、幼鳥
多摩川中流域の川沿いの木に猛禽類が入るのが見えた。枝の奥に若鳥がいた。よく見かける個体だったが、この日はあまり動かなかった。しばらく観察していると瞬膜を閉じたり開いたりした。
オオタカの写真
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