ウスバシロチョウ
透ける羽をもつアゲハチョウ。
学名 | Parnassius citrinarius |
英名 | Japanese Clouded Apollo |
和名 | 薄羽白蝶 |
分類 | 昆虫綱 |
分類詳細 | チョウ目アゲハチョウ科 |
全長 | 25-35mm |
分布 | 東アジアに分布。日本では北海道、本州、四国。 |
ウスバシロチョウの特徴
透けるほど薄い前翅をもつアゲハチョウで「ウスバアゲハ」とも呼ばれる。
翅は全体的に白く、翅の先端にかけて透明の帯が走る。胴体は黒く、頭部の周りにファーのようにオレンジ色の毛が生えている。シロチョウより少し大きなシルエット。
飛翔速度はそこまで速くなく、ひらひらと舞うように飛ぶ。
ウスバシロチョウの生態
低山や林で見られる。成虫は5月ごろに発生し、花の蜜を餌とする。幼虫の食草はケシ科の植物。蛹になる時に繭をつくる。
発見した場所
4月の末に、八王子市上川町の林の縁を飛び回っている成虫を撮影した。一斉に羽化したようで、あたりにはウスバシロチョウばかりが飛んでいた。花から花へひらひらと飛び移りながら吸蜜していた。タンポポにとまった時に、前翅が透けて花の黄色が見えていた。
ウスバシロチョウの観察記録
ウスバシロチョウを発見した時の記録です。詳細は別ページに掲載しています
ウスバシロチョウの写真
ウスバシロチョウの写真をご紹介します。
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