テングチョウの特徴

頭部から前に伸びる突起が天狗のようなタテハチョウ。この突起はパルピ(下唇ひげ)とよばれる器官でテングチョウはよく発達している。翅の表側は茶色にオレンジ色の模様が入っており、前翅の端には白い紋が2つ入る。翅の裏側は木に擬態するような地味な茶色をしている。
以前はこの種のみでテングチョウ科をなしていたが、現在はタテハチョウ科の亜科とされている。

テングチョウの写真

テングチョウの生態

平地や山地の林に生息し、夏から秋にかけて2回程度発生する。成虫のまま越冬して春から再び活動を始める。イモムシ型の幼虫はエノキの葉を餌とする。成虫は素早く飛んで花の蜜を吸う。

発見した場所

八王子市片倉城跡公園で発生した。片倉城跡公園は入り口の草地から斜面の林まで、環境の違いにより様々ないきものがいる。
このテングチョウは林の入り口付近の草にとまっていた。花から花へと素早く飛んで蜜を吸っていた。鼻のようなパルピがある分、他のチョウとは違ったシルエットに見える。

八王子市片倉城跡公園 経度:139.3353713 緯度:35.640199