ヤマガラ
オレンジの腹と青灰色の翼。
ヤマガラの特徴
広葉樹林に生息するシジュウカラ科の留鳥。腹はオレンジと褐色の中間色で、翼や尾は青灰色をしている。頭の色は黒と白で、頭頂部から首にかけて白い帯が走っている。嘴で木の枝などをコツコツ叩く行動をすることがある。
ヤマガラの鳴き声
「ツーツー」「ピーピー」とシジュウカラよりやや低い声で鳴く。人懐っこい性格の野鳥で、人間に近寄ってきたり、手に乗ったりもする。かつては人が飼って、おみくじ引きなどの芸を覚えさせたりもしていた。
鳴き声を聞く
ヤマガラの生態
標高の低い広葉樹林に生息する。和名の「山雀」は山に住むことに由来している。平地の林や市街地の公園などでもよく見られる。雑食で、枝から枝へと移動して昆虫やクモ類を食べるほか木の実なども食べる。エゴノキの実を貯食する。コゲラが開けた穴や木の洞などに巣を作って、春から夏にかけて繁殖する。
発見した場所
代々木公園バードサンクチュアリ
代々木公園の「バードサンクチュアリ」で野鳥を観察していると、近くに飛んできた。人間になれているようで、手の届きそうなすぐ側の枝にとまったりもしていた。一定の間隔で公園内を周遊しているようで、枝から枝へとすばやく飛び移っていった。ヤマガラを撮影しようと意気込んでいる時は姿を見せず、関係のない景色を見ているときに限って飛んできた。最終的には生け垣の中の地面で餌を食べている姿を近くから撮影することができた。
片倉城跡公園
片倉城跡公園には一年を通してヤマガラが見られる。小群をつくり、木の枝を叩きながら現れる
ヤマガラの観察記録
ヤマガラを発見した時の記録です。詳細は別ページに掲載しています
ヤマガラの写真
ヤマガラの写真をご紹介します。
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