オオルリ
さえずりの美しい瑠璃三鳥の一種。
学名 | Cyanoptila cyanomelana |
英名 | Blue-and-White Flycatcher |
和名 | 大瑠璃 |
分類 | 鳥類 |
分類詳細 | スズメ目ヒタキ科 |
全長 | 16cm |
分布 | 日本を含む東アジアに分布。冬季にはインドシナ半島まで渡り越冬する。日本では南西諸島以外で見られる。 |
オオルリの特徴
オスの青が美しいヒタキ科の鳥。オスは頭部から尾にかけての背面が美しい青をしている。目元から首にかけては真っ黒で、腹は白い。メスは対象的に全身が地味な茶褐色をしている。
ルリビタキ、コルリと並んで瑠璃三鳥と呼ばれているほか、美しいさえずりから日本三鳴鳥にも数えられている。
オオルリの鳴き声
オオルリはさえずりが美しい鳥としても知られている。梢などで、「ピリーリー」という大きくはっきりとした声でさえずる。さえずりの終わりに「ジジッ」「チチッ」という声が加わることもある。
オオルリの生態
低山の渓流沿いの林を好む。飛んでいる昆虫類を餌として捕らえる。繁殖期のオスは見通しの良い梢でさえずる。さえずっている時のオスは、騒がなければ観察していてもあまり気にせずにさえずりを続けてくれる印象がある。
メスをめぐって喧嘩をすることがあり、その際には人間のことなど気にせず激しく戦う。
川沿いの岩壁などに巣を作って繁殖する。
発見した場所
早朝に八王子市内の山林でさえずっているところを撮影した。沢に面した斜面の上の木にお気に入りの梢があるようで、同じ場所にしばらくの間とまっていた。
オオルリは鳴き声が大きいので、遠くからでもどこにいるかわかりやすいが、木の梢付近でさえずっていることが多いので観察する場所を工夫したほうがよい。渓流にかかっている橋の上の近くなどで見つけられるとゆっくりと観察できる。
オオルリの観察記録
オオルリを発見した時の記録です。詳細は別ページに掲載しています
斜面に沿った木の枝で囀っていました。
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林道から見える木の梢で囀っていました。
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麓の近くの杉の木のてっぺんでオオルリが囀っていました。
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林の中でオオルリの大きな声が聞こえました。霧が濃いことが幸いして、オオルリの方からも私がよく見えないようでした。
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林の入り口の梢でオオルリが囀っていました。比較的明るいところで観察することができました。
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林の途中で、再びオオルリの声が聞こえてきました。高い木の梢にオスがいました。お気に入りの場所のようでかなり長い時間同じ場所で囀っていました。
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インターチェンジにつながる道路脇の電線で、またもオオルリを見つけました。
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今熊山の下の林ではたくさんのオオルリが囀っていました。メスをめぐって喧嘩するオスも見られました。
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オオルリの写真
オオルリの写真をご紹介します。
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